発達障害の息子が3歳の時の様子まとめ

3歳の時

こんにちは。

今回は息子が3歳の時の様子をまとめてみました。

発達障害の診断を受け、療育に通い始めたりしました。

妹が出来た事もわかり、妊娠中でしたが一緒に療育に通いました。

3歳児健診でことばの遅れについて相談してみた

3歳児健診で言葉の遅れについて相談しようと決めていたので、2歳の時は書くのをやめていた母子手帳の記録をお誕生日の日に記入し、健診日を待ちました。心細いので主人にも一緒に行ってもらう事にしていました。

【3歳の頃】

●いつも指しゃぶりをしていますか 

●ままごと、ヒーローごっこなど、ごっこ遊びができますか

●遊び友だちがいますか

この質問がいいえ(指しゃぶりの質問は”はい”の回答です)でした。

母子手帳の記録は発達障害があるのかどうかだけを見る記録ではないですが、あれ?と思うきっかけにはなると思っています。

そして、普段の息子ですが、2歳の頃よりも、周りの子との違いがハッキリとしてきたように思います。保育園にお迎えに行くとひとりで遊んでいる事が増えました。教室の隅で指しゃぶりをしながら、横になって絵本を読んだりしている事も多くなりました。

保育園での制作物は、自由画など自由に書いていいものは、絵ではなくすべて数字で埋め尽くすといった感じでした。自分で考えながら人や動物を描くという事はありませんでした。見本のあるものは真似て作ったり描いたりできたので、視覚優位なタイプなのかな?と思いました。

そのためか、数字やひらがななどは、いつのまにか書けるようになっていて、ある日保育園にお迎えに行くと先生が『えいくんがこんなのを書いたんです!!』と見せてくれたぬりえの上に”コンソメパンチ”ときれいな字で書かれていました。思わず先生と笑ってしまいました。

個人差はあると思いますが、4歳の娘はまだ数字やひらがなを書くことができないので、得意な部分もあるんだなぁと今になって思います。

発達障害の診断を受ける

健診で言葉の遅れについて相談をしましたが、個人差があるし見た感じ大丈夫だと思いますよと言われました。

ここで大丈夫と言われても、きっと不安は解消しないのでしつこく言葉の遅れが気になるんです!!と話をしました。

そんなに言うならと、幼児相談の予約を取ってくれました。言語聴覚士の先生が来てくれる日があるのでそこで相談してみてくださいとの事でした。予約は健診の1か月後くらいでした。

毎日相談を受けている訳ではないので仕方ないのかもしれませんが、予約は1か月先だったので相談したい方が多いのかなと驚きました。

幼児相談では、言葉の遅れや気になる事を話しました。担当の方が3人いて、1人が私たちと話をし、横で息子と2人の方が遊んで様子を見ている感じでした。ここで、療育センターを紹介するので行ってみてはどうでしょう?と案内をうけ、地区の療育センターを受診しました。

療育センターでは、SWさんとの面談や医師の診察、発達検査や聴覚検査を行いました。

検査は、新版K式発達検査2001でした。※結果はその後、色々な機関へ行く際に参考に持参したりしていたので、どこかで紛失してしまいました…。結果は必ずコピーを取って原本は保管しておくことをおすすめします。

診察や検査は予約制でした。相談にくる方が多いそうで、初めてセンターに行ってから診断を受けるまで数か月かかりました。

自宅から療育センターまでは、交通機関を使いにくい不便な所にあったので息子と2人で行く時は自転車で、主人も一緒に3人で行く時は車を使っていました。

当時は車がなかった為、タイムズのカーシェアを利用していました。

ここで、#自閉症スペクトラム #軽度知的能力障害 の診断を受けました。

発達障害の確定診断は9歳頃にならないと難しいそうです。息子は現在8歳で診断が変わる事はないですが、3歳当時は今の状況に診断名をつけるとしたらですが…といった前置きがあったうえで診断を受けました。

親子併行クラスに通い始める

診断を受け、療育センターで親子併行クラスに通う事になりました。療育も空きが少ないようで、曜日の指定を受け通う事になりました。

1日の流れはこんな感じです。時間は10時から14時まで。

登園 → お仕度 → 自由遊び → 朝の会 → プログラム → 昼食 → プログラム →帰りの会 

パートをしていたので、勤務日を変更してもらい週に1日、息子と一緒に療育に通い始めました。

私は妊娠中で、無理のない程度に参加は可能でしたが臨月になったら参加は

併行クラスはこの3つを大切に療育を行っているそうです。

●保護者が、子供との関りの工夫を考えたり、他機関との連携を考える

●子供が、楽しい経験を通して自己肯定感や達成感を得る

●子供が、意識して行動する経験をする

発達障害を持つ子だけでなく、その親も子供の現状を捉え、子供が過ごしやすいように工夫し考える事が大切になります。私も主人も発達障害がどういうものなのか知識がなかったので、療育に通う事ができてとてもよかったと思っています。

療育初日に学んだこと

自由遊びの時間が終わり、お片付けをしていた時のこと。切り替えが苦手な子も多いので先生や親が声掛けしながら一緒にお片付けをしていました。息子の片付けが終わったので、私は近くにあったおもちゃを何の気なしに片付けてしまいました。

すると、1人の男の子が不機嫌な様子になっていました。私が片づけてしまったおもちゃはその男の子が遊んでいたようで、順番に片づけをしているのに私が気付かず片づけてしまったのでした。その男の子のお母さんがなんとかなだめてくれていましたが、男の子にもお母さんにも悪いことをしてしまったなとすごく反省しました。

まずは、息子と自分のことだけを考えて療育に参加しながら、ひとりひとりの特性を知り、必要な所は手伝うように気をつけようと思いました。

良いと思った事が必ずしも相手にとって良い事とはかぎらないんだな…。

併行クラスは、4~5組の親子が一緒に過ごすので、他の子がどんな子なのかも気にしつつ療育に参加していました。

私自身、社交的ではないので初めのうちはとっても疲れました(涙)

ママだけでなくパパも参加できます

2か月程は、私が参加していた療育でしたが臨月になると何かあってはいけないので…との事で私が一緒に行くことが出来なくなってしまいました。そのため主人が参加する事になりました。

土日休みの仕事ですが、平日を1日休みにして土曜日仕事に行く事にしました。

平日のため、ママが一緒に来ている方が多いですが、もちろんパパでも大丈夫です。

この頃の好きな遊び、過ごし方・苦手なこと

言葉でのコミュニケーションが苦手でしたが、数字や文字を書くことが好きで、磁石のお絵描きボードにいつも何か書いていました。

私や主人のめがねや帽子を見つけると真似てつけて見せてきたり、ひょうきんな一面も増えました。なぜかトレンディエンジェルの斎藤さんの物まねをよくしていました…。

あまりお友達とワイワイといったタイプではなく、1人で静かに過ごす事が多かったので、休みの日はお散歩に行ったり、ドライブにいったりなるべく外で過ごす時間を作るようにしていました。

3歳の終わり頃から、空中になにか指で書くような仕草をするようになりました。3歳の頃の動画を確認すると数字を書いているように見えます。8歳になった現在もよくしている行動で、何を書いているかは秘密だそうです(^^)空中になにか書きながら頭の整理をしているのかもしれません。

自分でおもちゃを選んで『これが欲しい』と言ったり、欲しいモノやして欲しいことを言葉で伝える事が出来てきました。

本に載っていた、アンパンマンのクレーンゲームが欲しいと言ったので、私もママも嬉しくなって週末さっそく買いに行きました(笑)親バカですが、クリスマスや誕生日に自分で選ぶという事がなかったので、自分の欲しいモノを伝えてくれた事に感激しました!!

粘土遊びが好きだったので、自宅でクッキーづくりを何度かしましたが、上手に型抜きをしてクッキーを作っていました。

妹が産まれる

息子がもうすぐ4歳になる頃…妹が産まれました。家族が増える事をどう思うのか産まれるまでは心配でした。

『いもうといいな』というノンタンの本を読んだりしました。

出産した病院が病室に子供が入れなかったので、病院で息子が妹と対面できたのは1回だけでしたが、ドキドキしながら別室に連れて行くと静かにのぞき込んでいました。

自宅に帰ってから、ミルクをあげているとそばにきて妹をじーっとみていました。

自分もあげてみたいと、哺乳瓶を持ってミルクをあげていました。

拒否反応みたいなものもなく、スムーズに妹を受け入れてくれたようで安心しました。

私が産休中は、保育園の延長保育を利用できたので、保育園で夕食を食べてパパがお迎えに行っていました。保育園で過ごす時間が長かったので、自宅にいる時はなるべく息子を優先して接するようにしていました。

振り返ってみて思うこと

3歳の時は、療育に行ったり妹が産まれたりと、生活に変化があった1年でした。

保育園は、先生もクラスの子やお母さんたちもとても良い方ばかりでしたが、周りの子と違う息子の事で迷惑をかけているかも…と後ろめたい気持ちを持つ事がありました。療育はそんな息子だから通う場なので、気持ちがとても楽で息子と楽しんでクラスに参加できました。出会ったお母さん方も素敵な方が多く、自己否定の気持ちが少し解消された気がしました。

息子がわからなかったりできない事を、どうしたらできるようになるか前向きに考えられるようになりました。親子併行療育に通う事ができてとても良かったです!

自宅で過ごしていると、自然と息子に合わせていたり、本人も自分のペースで過ごす事が出来るので決まりがある集団の中で過ごす事で、気付かなかった苦手な部分に気付く事ができます。そこをどうしたらよいか一緒に考えてくれる先生がいてくれるのも心強いです。

最後までお読み頂きありがとうございました☺

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