言葉の遅れのあった息子が発達障害の診断を受けるまで

自閉症スペクトラム症

息子の紹介

えいたろうです。
2021年現在8歳の男の子です。数字やパズルが大好き。好きなテレビ番組は『今夜はナゾトレ』です。

母です。えいたろうからは”ままさん”と呼ばれています。

パパ・ママ・えいたろう・妹のぶーさんの4人家族です。

息子は現在市立小学校の支援級に通っています。
言葉の発達に遅れがあり、コミュニケーションは得意ではありません…。追いつくかはわかりませんがゆっくりゆっくり成長中ではあります。先生やお友達など、周りの方に助けてもらいながら毎日楽しく学校に通っています。

2歳頃から数字が大好きで、好きな教科は”算数”。保育園時代の自由画は数字で埋め尽くされていました…。

”けんけんぱ”や”スキップ”が出来ず、体幹が弱いのかゴロゴロふにゃふにゃしている事が多かったので、小学1年生から運動発達支援型の放課後デイサービスを利用しています。スキップはまだ難しいみたいですが、けんけんぱや今では少し補助があれば壁逆立ちなんかもできるようになりました。

療育手帳はB2。

できない事は多いですが、ゆっくりゆっくりできる事が増えてきています。親としては、先の事を考えると不安もありますし、障害がなかったらどんなだったのかな?とふと思う事もありますが、いつもニコニコしていてかわいい息子です。

そんな、えいたろうについての成長の記録、親としての苦労や知って欲しいことなどを書いていけたらな、と思っています。

あれ?と思ったきっかけは言葉の遅れ

『あれ?』と感じたのは、1歳の時。バイバイや声掛けに対しての反応が薄いなと感じました
車を「ブーブー」と言ったり、犬を「ワンワン」と言ったり。簡単な単語の言葉もなかなか出てきませんでした。2歳になる頃にやっとおいしい時「うまうま」と言うくらいだった記憶です。

とにかく言葉でのコミュニケーションが難しかったです。

言葉の遅れが、発達障害を疑うきっかけでした。言葉の遅れがなければ気付くのがもっと遅かったかもしれないです。

父です。えいたろうからは”ぱぱさん”と呼ばれています。

はじめて『ぱぱ』『まま』と言ったのは2歳半くらいの時でした。まったく話さないわけではないですが、単語や2語文くらいで会話をするという感じではなかったです。いるのを忘れるくらいもくもくと一人で遊ぶような子でした。

保育園で周りの子たちがどんどんお友達との関わりが強くなっていく中、えいたろうは1人を好んで輪から外れて過ごしていました。言葉が話せれば、マイペースで静かな子なのかなくらいに思っていたかもしれません。

心配する私に、男の子ははなし始めるのが遅いから大丈夫!!と言って励ましてくださる方もいましたが、やはり息子は何か違うなという感じがしていました。

3歳児健診から療育センターへ

3歳児健診で、言葉の遅れについて相談をして療育センターを紹介してもらいました。

療育センターは相談が多いそうで、予約をとれるのがかなり先になってしまう事が多いようです。診断を受ける前に、面談や診察、発達検査などを受けますが、それぞれ予約が必要だったので健診で相談してから診断までに5か月程かかりました。

直接療育センターに相談する事もできるので、気になったらすぐに療育センターに相談するのがよいかもしれないですね。

息子の場合は、3歳児健診では『気にしなくていいと思いますよ』と言われましたが、それでも自分が気になるようなら先の相談に繋げてもらうようにお願いした方が良いと思います。結果問題なければそれはそれでよいですし(^^)

不安的中…発達障害の診断を受ける

息子が発達障害の診断を受けたのは3歳の時
先生からは、発達障害の確定診断は9歳頃にならないと難しいので、現時点の状態に診断名をつけるとしたら、

  1. 自閉症スペクトラム障害
  2. 軽度発達遅滞

ですと診断を受けました。

やっぱり、そうか…

診断を受けた時は、ショックな気持ちが大きかったです…。

しかし、周りの子とあきらかに何か違う息子を見ては、自分の育て方や接し方、もしかしたら自分自身が何かおかしいのでは?と悩んでは落ち込む日々だったので診断を受けた事で何かスッキリした気持ちもありました。診断がついて、療育センターと繋がった事で障害があるからどうしていったらいいかという前向きな気持ちになれたのが一番良かったと思います。

それでも家に帰ってからしばらくは気付くと泣いてしまう事もありました。同年代の子供を見るのが辛いと感じる事がありました。

診断を受けたら…

診断を受けたら終わりではなく、支援方針を提示してくれます。えいたろうの場合は、週に1回の親子併行クラス(療育)に通う事でした。そして定期的に医師の診察を受けます。

親子併行療育に通う事で、家では気付きにくい息子の苦手な部分に気付くことが出来ました。

自分の価値観での接し方ではなく、息子にどうしたら伝わるのか考えながら行動できるようになり、何事も前向きに考えられるようになりましたよ。

家では自由に過ごす事が出来ますが、集団生活ではそうはいかない事も多いです。今まで気づかなかったえいたろうの苦手な部分に気付くことが出来ました。

先生がそれぞれにあった個別支援計画書を作成して、指導してくれるので、私も前向きに発達障害の息子に向き合う事が出来たと思います。

いかがでしたか??

振り返ると、診断を受ける前は『発達障害であって欲しくない』という気持ちが強く、発達障害の特徴などを調べて息子に当てはめては一喜一憂していました。

本やネットに出てくるケースは、その当事者の場合であって、自分の子に当てはまるわけではありません。また、療育は始めるのが早い方がよりよいという話も聞きます。気になる事や不安な事があれば、保育園・幼稚園の先生、療育センター、児童相談相談などに相談するとよいと思います

私も誰かに相談する事で、悩みが和らいだり前向きに考えられるようになりました。もし発達障害という診断を受けても、サポートしてくれる施設もありますし、ひとりではありません

発達障害の子どもを育てる当事者として、自分の記録も兼ねて、同じ悩みを持つ方の悩みや困りごとの解決になる事があればと思いこのブログにまとめています。

よかったら今後もお読み頂けたら幸いです☺今回はここまで、ありがとうございました!!

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