発達障害の息子が5歳の時の様子まとめ

こんにちは。

いよいよ来年は小学生。そんな5歳の時の様子をまとめました。

学校の近くにお引越し

来年から個別支援級に通う事になると、登下校に付き添いが必要となります。保育園のようにはいかないので、学校の時間に合わせて、毎日付き添いをして、毎日親は2往復するとなるととても大変だと思いました。自宅から学校まで距離もあり、交通量の多い道路を通る必要もありました。いずれは1人で登下校できればと思っていたので、思い切って学校の近くに引っ越しをする事にしました。

賃貸に住んでいたので更新時期なども重なり、ちょうどよいタイミングで引っ越しができました。同じ駅の範囲での引っ越しだったので、環境も変わらず、小学校まで5分もかからない距離に新しい家を見つける事ができました。

保育型発達支援事業所に通い始める

療育センターでの療育が終了してしまったので、保育園のみに通う生活に戻っていました。

ネットで調べた民間の療育のキャンセル待ちをお願いしていましたが、なかなか連絡は来ないままでした。(希望者が多く空きがないようです)

保育園では、先生の人数に余裕のある日は息子のクラスに加配の先生がついてくれたり、担任の先生が絵カードを作ったりして対応してくれていました。それでも、座っていなくてはいけない時に床でゴロゴロしたり、集団での活動から離れてしまったり…自由に過ごす事が目立っていました。

来年小学校に入学するのに、大丈夫かな‥

心配に思いながら過ごしていたところ、近所に新しい保育型発達支援の事業所が出来た事を知りました。早速体験に行き、すぐに利用を決めました。夏頃から週に1回通う事になりました。

個別支援計画から

この事業所の個別支援計画では、息子の苦手な所や得意な所をすごく的確にまとめてくれていて面談の際感動した記憶があります。まさに息子だ!という内容でした。少し内容を紹介します。

●視覚的な手掛かりがないと不安。初めて行う事には視覚的な提示やモデル提示が必要

興味がなくてやらないのではなくて、やり方がわからなかったからできなかったのかも…

●順番待ちや簡単なルールのゲームは理解して参加できますが、しっぽとりゲームはルールがわからず、追いかけられるのを楽しむ様子が見られました。少し複雑なルールになるとモデル提示のみの理解は難しい

●目線を合わせて要求をつたえられるようにする → リーダースタッフの正面に座り、目線を合わせて要求しやすい環境設定をした

●集団参加が苦手なので、大人と楽しく遊ぶ経験をする中でコミュニケーションの意欲を育てる →自由遊びは1人遊びが多い。 自分から遊んで欲しい要求をする様子はない。

●『誕生日は?』など答えが決まっている質問に対しては答える事ができるが、『昨日何したの?』などの質問には答えられない

●指のりは苦手。スティックのりを使用。制作では途中で苦手なこと(指のりや絵の具)が出てくると作業をやめてしまう。手につかないものを提供するなど配慮が必要。

●顔を描く際に、『先生やってください』と伝えていて、何もヒントがない所に顔を描くのは苦手なよう

●はさみは線にそって丁寧に切る事ができていた

入学前ごろには、集団行動にも参加する事が多くなり、参加したくない時は『やりません』という事ができるようになりました。やはり、療育に通ってよかったな~と思いました。

発達検査の結果

7月に療育センターで発達検査をしました。

田中ビネー知能検査Ⅴ という検査をしました。

検査時の息子の年齢 5歳4か月

検査結果 検査における精神年齢 3歳2か月 IQ59 

という結果でした。こちらの結果を療育手帳取得と個別支援級への就学相談(特別支援教育総合センター)時に使用しました。

ちなみに前年は『新版K式発達検査2001』という検査をしました。こちらは発達検査なので発達指数(DQ)で結果がでます。

生活年齢 4歳6ヶ月 → 全領域発達年齢 3歳7か月 DQ79

検査が違うので結果を比べられないのですが、参考までに載せています☺

この頃の好きな遊び、過ごし方・苦手なこと

相変わらず、ブロックやくみくみスロープで遊んでいました。パズルも大好きでした。

以前は怖がって近寄れなかった海に入る事ができ、楽しそうに遊んでいました。逆さピースをする事が減り、カメラを向けるとポーズを取る事が増えました。

家族でよくドライブに行くのですが、景色を見るというよりは興味のある道路標識や数字の書いてある看板などを見て楽しんでいるようでした。温泉が好きで日帰り温泉などへ行くとゆったりと温泉を楽しんでいました。

ランドセルは、自分で気に入った色を選びました。来年からランドセルをしょって小学校に行くという事は理解できているようで、楽しみにしている様子でした。

指しゃぶりがなかなかやめられず、『小学生になったら、指しゃぶりやめられるかな~』と声掛けするようにしていました。

保育園での様子

保育園の卒園式は、色々と配慮して頂き、息子が2歳児の時の担任の先生がそばについてくれて参加する事ができました。なので、私も主人も安心して保護者席から見守る事ができました。

4年間、色々な先生のお世話になり本当に感謝しています。

小学校への体験入学

入学前に、個別支援級で体験入学をしました。午後の授業に1時間参加させてもらいました。

息子は新しい場所への抵抗がまったくないので、なんのためらいもなく教室に入り支援級のお兄さんと一緒に授業を受けました。

図々しいくらいに教室に入っていったので先生も驚いていました(笑)

4年生の子の授業にお邪魔したのですが、とてもしっかりしていて驚きました。息子も少しづつ成長していくのかな…していくといいなと思いました。

振り返ってみて思うこと

色々な方の力を借りて、息子も私も成長できた1年でした。

療育は、なかなか空きがないのが辛いな~と感じました。それぞれ特色があったり、先生などとの相性などもあると思いますが、利用する事業所を選んでいるような余裕がないのは残念に思います。(保育園とかもそうですよね…)

3歳くらいのままで成長しないなら、発達障害があっても何も心配などなく楽しく過ごせると思いますが、そうはいかないので心配や不安が山積みです…。自宅にランドセルが届いた時も、嬉しい反面とても不安でした。なるべく良い方に考えて、その都度起こった問題を解決していけば良いかなと、困った時こそ笑えるようになろうと思いました。その方が良い方に進むような気がします☺

お読み頂きありがとうございました☺

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