発達障害の息子が2歳の時の様子まとめ

こんにちは。

今回は息子が2歳の時の様子をまとめてみました。2歳から保育園に入園し、私も週4日程フルタイムのパートを始めました。息子と私の生活環境ががらっと変わり、家族以外の人との関わりが増えて、言葉も出てくるかなと期待していました。

ネットや育児書の情報から距離を置いてみた

1歳半健診で指差しについてのアドバイスをもらったので実践していたのですが、なかなか息子は指さしをせず、言葉もなかなか上達しませんでした。ネットで言葉の遅れについて調べたり、育児書をみては不安になったりしました。気にするあまり、イライラしたり落ち込んだりする日が続いたので、そういった発達の情報から少し離れてみるようにしました。これまで記録していた母子手帳も2歳のページは記入しませんでした。

今思い出しながら書くとしたら…

【2歳の頃】

●積木で塔のようなものを作ったり、横に並べて電車などにみたてたりして遊ぶことをしますか

●テレビや大人の身振りのまねをしますか

●2語文(ワンワンキタ、マンマ、チョウダイ)などを言いますか。

この質問は悩みながらいいえがマルになりそうです。

ブロックが大好きで、積み上げていたりして遊んでいたけど、みたて遊びはしませんでした。

身振りの真似は、おかあさんといっしょを見ながら一緒に体を動かしたりはしていましたが、バイバイとか手遊び歌のようなまねっこはしませんでした。

2語文は2歳になった時点ではまったくなく、やっと『やた(やった)~』や『うまうま(美味しい)』と言うくらい。

どれも完全にいいえではないのですが、はいではないかな…という項目が増えたように思います。この頃は発達障害を否定したい気持ちが強くあまり考えない様にしながら過ごしていました。

2歳~2歳6か月頃までの様子

保育園に通いはじめる

保育園の入園が決まり、私も週4日程パートをする事になりました。

家族以外の先生やお友達との関りが増えて、言葉も自然と出てくると良いなと期待していました。

保育園では、慣らし保育期間中は、朝預ける際に泣いて…といった様子で他の子たちと変わりない様子でした。慣らし保育が終わる頃には保育園や先生にもなじんだ様子で、給食やおやつ、午睡など保育園のスケジュールに合った生活ができていました。

小麦粉粘土がお気に入りで楽しかった!

工作なども先生の見本を真似て、上手に作っていました。中でも小麦粉粘土がお気に入りだったようです。先生から聞いた話や保育園のブログなどで楽しそうに過ごしている様子を見て、発達障害ではないのかもと少し安心をしていました。

お迎えに行った時に息子が『ママ~』と駆け寄ってきました。初めて『ママ』と言ったのでとても嬉しかったです。このまま言葉が増えていくのかなと期待しました。

保育園にも慣れてきたころ、私の母に癌がみつかり3ヶ月の闘病の末永眠しました。その間は発達障害の心配をしている余裕がなく過ごしていました。

この頃の好きな遊び、過ごし方・苦手なこと

電車に興味を持ち、電車が見える所に行っては電車を眺めていました。家ではブロック遊びや触って楽しめる絵本を一緒に読んだりしていました。

私が掃除をしていると一緒に掃除(するまね)をしたり、洗濯を干していると部屋の中から窓越しに覗いてみたりとコミュニケーションを取ろうとするような行動が増えてきた印象です。

自宅でおまるに座る練習などをしていましたが、保育園で決まった時間にトイレに行ったりとトイレトレーニングはスムーズでした。日中室内ではトレパン、屋外や夜はパンパースを使うなどしていました。

保育園の帽子は被るのが苦手で…。夏祭りのお面もつけるのが嫌でつけられなかったんだ…

自転車のヘルメットは大丈夫だったのですが、帽子やお面など頭を締め付けるようなものが苦手でした。夏の暑い日も帽子を被るのを嫌がりました。

2歳6か月~3歳頃までの様子

2語文がなかなか出てこない

テレビで聞いたフレーズを話す事が増えました。ヒノノニトン(トラック)のCMの真似をしていたのがかわいかったな~と記憶に残っています。

単語は少しづつ増えてきましたが、やはり周りの子と比べると成長がゆっくりってだけではないような…。このまま待ってるだけではダメなんじゃないかなと焦りが出てきました。

保育園の先生に相談すると、先生も気になっていた事があったようで時間を作って対応してくれました。

●散歩の時に、お友達と手を繋げない(先生とは繋げる)

●集会などで、自分の席に座っていられない

など。※いくつかあったのですが失念してしまいました。

言葉を選んで丁寧に話してくれ、もし気になるようなら専門機関に相談してみても良いのではとの事でした。

息子が発達障害かもしれないという疑念が確信に変わりました。

3歳児健診が近かったので、そこで相談してみようと決めました。心細かったのと前回の健診での辛い記憶があったので、主人に仕事を調整してもらい一緒に行ってもらう事にしました。

この頃の好きな遊び、過ごし方・苦手なこと

近場や電車に乗って少し遠出したりして、家族で散歩によく出かけていました。途中で嫌がる事もなく歩く事が好きな子でした。

無印良品のクッションソファーが大好きで、お店で見かけるたびに寝転んでいました。顔を出せるパネルも好きで、見かけると顔を出して写真を撮っていました。

ブロックは、クリスマスツリーなど形のあるものを作るようになっていました。数字に興味を持ちはじめ、磁石のお絵描きボードによく書いていました。(お絵描きボードはこの先お気に入りで家では常にそばに置いて何か書いていました。)

苦手だった被り物は、後ろで調整できる野球帽などは被れる事がわかりました。締め付けるタイプのものが苦手なようです。

言葉が少しでも増えるように、ノンタンなどの絵本をよく読んで聞かせていました。

エレベーターのボタンを押すのが好きでしたが、うっかり押してしまうと泣いてわめいて大変でした。混雑している場合は次のエレベーターを待ったり、エレベーターの前を通らないようにしていました。

出かけると、写真を撮ってとポーズするようになりました。目線はカメラの方を向いていない事が多いのでおしゃれな雑誌のポーズみたいです…。よく発達障害の特徴に”さかさバイバイ”と書いてあることがありますが、息子の場合は”さかさピーズ”をしていました。手遊びなども見たままで再現しようとするからか”さかさ”になっている事が多かったです。

振り返ってみて思う事

こうして振り返ってみると、やはり気になっていた事は言葉の遅れでした。

この時期の私は、保育園や外で親子を見ては、他のお母さんと私は何が違うのかな?子供への愛情が足りないのかな?私が何かおかしいから息子が言葉を話さないのかな…など自分を否定するような気持がどんどん湧いて自己否定ばかりしてしまいました。保育園で靴を履きながらお話している親子の姿をすごくうらやましい気持ちで眺めていました。周りのお母さんがすごくキラキラして見えました。それに比べて自分は…。そんな気持ちにならにように必死でした。元々社交的ではないのですが、なるべく周りを見ずに過ごすようにしていました。

今思うと、息子も保育園での生活も困る事があったかもしれませんが、私はあまり息子に寄り添ってあげられず自分の気持ちを保つのに精いっぱいだったように思います。書いていて反省です。

苦手な事や気になるところがあると、そればかりに目が行ってしまいがちで、実は他の部分ではできる事が増えていたり成長していたりします。2歳のかわいい時期、視野を広げて息子の成長を見守ってあげれる余裕があったらな~と思ったりします。

最後までお読み頂きありがとうございました☺

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