小学2年生の時の様子まとめ

息子が小学2年生の時は、コロナのため休校になったり分散登校になったりと、ちょっと心配なスタートでしたが、特に不穏になることなく過ごす事ができました。

2年生からは、送迎ありの放課後デイサービスの利用を始めたり、登下校の付き添い問題などもありました。そんな事をまとめていこうと思います☺

2年生のスタートはコロナで休校&分散登校

2年生のスタートはコロナ禍だったので、休校中でした。課題をもらって自宅で行うと言った感じでした。妹も幼稚園に入園したのですが、こちらも休園だったので、子供もストレスがあったと思いますが、私自身も少しストレスを感じてしまいました。

言葉の理解が難しい息子に、国語を教えるのはとても難しいです…。漢字の書き取りなどは出来るのですが、文章問題や接続詞などはさっぱりで…。簡単な問題も『???』こんな感じなので、これもわからないなんて…と落ち込んでしまいました。先生ってすごいな~と改めて思いました。

利用していた放課後デイサービスもお休み中でしたが、リモートで体操を配信してくれたり、自宅まで課題を届けてくれたりした事が、外との繋がりが持ててとても良かったです。

苦手な国語は簡単なドリルで勉強

初めのうちは、わからない国語に少々熱くなってしまいましたが…いけないいけないと思い直し…

1年生用の、1ページ5分で終わるような簡単なドリルを購入し、毎日宿題と一緒に勉強するようにしました。

つい、出来て欲しい!と思って厳しくなってしまいますが、出来たらラッキーくらいの気持ちでいた方が楽と言い聞かせて(笑) 息子が怒られてばかりで勉強が嫌いになってしまったら元も子もないので。なるべく簡単なドリル(イラストが入っていると良い)を選んで一緒に解きました。

どうぶつの森にはまる息子

マリオカートなどはしていたのですが、『どうぶつの森』にはまった息子。意外でした。

内容ややり方を理解していないと難しいかなと思っていたのですが、できていたのでびっくりしました。花を植えたり、物を買ったり、家具を置いたり‥‥。私より使いこなしていました(笑)

どうぶつの森大好き♥ ママとDSのとりあいをしていました(笑)

ゲームの話ですが、共通の話を一緒にできる事が嬉しかったですが、夢中になってずっとゲームしているのは心配でした。

村人とコミュニケーションを取ったり、好きなように村を作れるので、コミュニケーション能力が低い息子にとってはよい刺激になるのでは??と思いました。

登下校の付き添いが2年生も必要…

学校や先生方には感謝しかないのですが、登下校に関してだけは少し不満を持ちました。すこし愚痴も交じりますが、サラッと読んで頂けたらと思います。

コロナで、休校・分散登校になり、登下校の付き添いについて学校と話ができないままでしたが、分散登校が落ち着いてきた頃に、そろそろ1人で登下校させたいと先生に話をしました。

結果はまだ付き添って下さいとの事…。最終判断は校長先生のようなのですが、まず担任の先生に相談すると『最終判断は校長先生なので…』、校長先生に相談すると『担任とよく相談を…』と言われてしまい…。たらい回しのような感じで、はっきりしないまま付き添い続けると言った感じでした。

学校から自宅までは5分程で、安全な道のりでした。この間は1人での登下校が可能だと私も主人は思っていたので、はっきりした理由もなく今後も付き添ってくださいと一方的に言われる事は納得がいきませんでした。

付き添いは続けるが、今後1人での登下校ができるように付き添う場所を少しずつ減らしたいと相談し、なんとか認めてもらう事ができました。まずは、教室までのお迎えを下駄箱まで。下駄箱までを校門まで。校門から下駄箱までは見通しが良いのですが、そこまで付き添い場所を変えるまでに1か月以上かかりました…。その間に何かあったら大変だからと言われましたが、意味が分かりませんでした。そして、教室を出た後の息子の様子を先生が見ている訳でもなかったので、何を元に次の付き添い場所に変更してよいと判断しているのかもわかりませんでした…。

下駄箱から校門まで1人で行く事も危ないと思われているのか…となんとも言えない気持ちになったのを覚えています。

2年生後半の面談で、途中から担任になった先生から、

『登下校中に何かあった場合、近くの人に状況を説明できるようにならないと1人での登下校は難しい』

といった具体的な理由の説明がありました。

そこまで考えていなかったので納得できました。理由があったならそれをはじめから言ってくれればよかったのにと思いました。前担任や校長先生どちらからもそういった話はなかったので…。

そういった理由があるならば、それができるように息子に教える事がこの1年でできたのにな…と思いました。

私自身も、なぜダメなのかと理由については詳しく聞いていなかったのもいけなかったなと反省しました。あまり言い過ぎてもいけないですが、疑問に思う事などはしっかり理由なども聞くことが大切だと思いました。

2年生の3学期頃から、今まで手を繋いだり、『まま~』と駆け寄ってきてくれていたのが、私と一緒に帰るのを少し恥ずかしそうにするようにしている気がしました。『ひとりで帰りたい』と言う事もあり、そういった息子の気持ちも含めて3年になったら学校に登校について相談しようと思いました。

送迎あり!放課後デイサービスの利用

放課後は友達と遊ぶ事もなく、自宅でゲームをして過ごす息子が心配になり、家族以外の人との関わりをもっと増やせたらと思い、夏休み頃から放課後デイサービスを探しました。

放課後デイサービスを選ぶ基準は…

●とにかく元気に遊ぶことをメインにしている所

●近隣に自然が多い所

●送迎付き

この3点でした。すでに利用しているデイサービスは室内で運動をする事がメインのものだったので、タイプの違う所がいいなと思っていました。

丁度、去年定員がいっぱいで利用できなかった事業所に空きがあり、利用する事ができました。

今まで通っていた所と合わせて、10月までに3つの事業所で週3日利用する事になりました。

平日の利用を希望していましたが、送迎に空きがなく1つは土曜日の利用になりました。

複数の事業所を利用する場合

放課後デイサービスの利用は、まず利用する事業所で契約を行い、その後お住いの地域の役所で手続きを行います。週4日まではスムーズに手続きできるようですが、週5日以上の利用は審査があるようです。(審査の内容は親の就労状況などだそうです…)

複数の事業所を利用する場合は、『利用者負担上限管理事業所』を決める必要があります。請求が自己負担額を超えないように調整をしてくれる事業所になります。

我が家は、慣れたら週2日利用しようと考えていた事業所にお願いしました。他の事業所にはこちらの事業所にお願いしましたと報告をしました。『障害児通所受給者証』にもその旨記載欄があります。

複数の事業所を利用するデメリットを上げるとしたら、半年ごとに個別支援計画書の更新のための面談があるので、それぞれの事業所で面談を行う必要があり少し面倒です(コロナ禍では電話面談などがありました)。ただ、それぞれの事業所が息子の得意な点や苦手な点など、それぞれの目線で見てくれるのはとても良いと思います。自宅とそれ以外とでは違う一面を見せている事もあるし、気付かない事もあるので色々な場所での様子や改善案を聞けるのはすごく大きなメリットです。

送迎付きはとてもありがたい

初めての送迎付きの放課後デイサービス。息子の学校では、学童保育を経由して事業所の方に引き渡しだったので、まず学童保育に利用の連絡をしました。

学校で帰りの会が終わった後、学童保育で放課後デイサービスの先生のお迎えを待つ感じです。その後デイサービスで過ごし、5時過ぎに自宅まで送ってもらいます。

車が好きな息子は、送迎がとても嬉しかったようでした。

私もお迎えの時間を気にしなくて良いのがとても良かったです。

学校までお迎えに行かずに、息子の帰りを自宅で待つという初めての経験がとても新鮮でした!!

見学に行った事業所で、『放課後デイサービスを利用して、お母さんも楽していいのよ』と言ってくれた先生がいたのですが、その言葉がとても嬉しかったです。

送迎付きの2事業所のうち、1つは土曜日の利用だったため、平日は1日だけでしたが学校のお迎えが1日ないだけでこんなにも楽なのか!と思いました。主人も一緒に頑張ってくれたけど、2年間よく登下校の付き添い頑張ったなぁ~。

放課後デイサービスでの様子など

場所見知りなどがほとんどない息子。先生は『それはえいたろう君の長所ね。すごく良い事よ!』と言ってくれました。

確かに! そういってもらえるとすごく嬉しい(涙)

苦手が多い息子ですが、褒めてもらえる所があるというのはどんな事でもすごく嬉しいですね☺

見学の際に、ちゃっかりおやつまでごちそうになっていた息子なので…それぞれの事業所にもすぐに慣れた様子でした。すぐに何かが変わるというわけではありませんが、やはり家族以外の人との関わりが増えるので、言葉でのコミュニケーションが以前より増えたように感じます。

事業所との連絡方法は、ネット上で行ったり、ノートで行ったりと事業所ごとにそれぞれ違いますが、送迎の際に必ず先生に会えるので気になる事などは直接聞くことができると思います。

事業所によっては、毎月イベントを行ってくれるところもあり、ミカン狩りやスポーツ施設、動物園などのイベントに参加しとても楽しそうでした☺ 

それぞれの事業所に気の合う仲間も出来て、とっても楽しいです

学校での勉強や生活の様子

2年生の時の気になるところは…

●歩きながら、好きなテレビのセリフなどを繰り返してしまう

●指しゃぶり

●急な予定の変更に、気持ちが追い付かない

などがありました。

勉強は、ほとんどの授業を個別支援級で受けていました。算数が大好きで、夏休み明けからは学校から帰ってからも算数の教科書を見て過ごし、枕元に教科書を置いて寝てるくらいでした。授業も息子のペースで進められるので、年明け頃には2年生の教科書が終わってしまっていました。先生が2年生用の算数のテストを購入してくれましたが、ほとんどが90点~100点でした。文章問題は少し苦手ですが、計算などは問題ないようでした。

その他の教科は、先生が息子にわかりやすいよう工夫して指導してくれていました。全部の教科が大好きと言っていたので、なんでも前向きに頑張る姿はとても良いなと感激しました☺

通常級には、1年生の時と変わらずに朝の会・帰りの会に出席していました。行きたくないという事もあったようですが、徐々にスムーズに行けるようになったようです。

けがをした時に思ったこと

何度か、学校でけがをしてしまう事がありました。息子は病院が苦手なので、体調不良やけがを隠そうとするところがあります。なんでも『大丈夫』といって保健室に行くことを嫌がるようです…。自宅でもそういったところがあります…。

けがをする事はそんなにたくさんあるわけではないですが、その都度ちゃんと言わないといけないよと話をしています。病院も無理やり連れていくのではなく、きちんと話をしてから連れていくようにしています。何をするのかわからないのが不安なようで、携帯で『診察室』『検査』などと検索して、場面にあった画像などを見せて、説明すると安心するようです。

頭が痛いとか気持ち悪いとか、目に見えない感覚のような事を、息子が相手に説明できるよう教えるというのはとても難しいと思いました。指を切ったとかなら、傷を見せれば相手に伝わるけど…。病院体験みたいな療育があればよいな~なんていつも思います。

まとめ

コロナでの休校や、分散登校などで生活のリズムが崩れたり、学校に行きたくないとなってしまわないか心配しましたが、特に問題なく夏休み明けからは何事にも前向きに取り組むようになりました。ゆっくりながらも成長を感じた1年でした。

放課後は自宅で過ごすだけだったのですが、放課後デイサービスの利用を増やしたことも息子にとってはプラスになったのかなと思います。1人が好きなのかと思っていましたが、人と一緒に過ごす事も好きだったようです。周りの環境に恵まれて、色々な方に感謝の気持ちでいっぱいです。

お互いに少し離れて過ごす時間が増えた事で、余裕もできて一緒に過ごす時間を大切にできるようになったように思います。

最後までお読み頂きありがとうございました☺

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