小学1年生のときの様子まとめ

こんにちは

今回は息子が小学校1年生の時の様子をまとめました。

息子が産まれた時は、まさか息子が支援級に通うとは思っていませんでしたが…初めての小学校、初めての個別支援級。私にとっても初めてだらけなので不安もありつつ期待もありつつのスタートでした。個別支援級に通う方、悩まれている方の参考になればよいなと思います☺

個別支援級就学奨励費

横浜市では、子供が個別支援級に在籍している場合、個別支援級就学奨励費という奨励費が受けられます。(世帯収入や所得によって支給内容が変わります)

PTA会費や給食費、修学旅行費などの半分程度の金額が支給されます。

1年生は、入学準備費という支給があり、ランドセルや上履き、体操着など入学準備にかかった費用の一部が支給されます。(令和3年度資料によると、補助対象実費×1/2 上限25,550円)

レシートの提出が必要になるので、入学準備のために購入した物のレシートは保管しておいて下さい。ランドセルは高額なのでレシート必須です!!上限がありますが、とりあえずすべて捨てずに保管しておいた方が良いです☺

2年生以降も学用品・通学用品などの支給があるので、学校で使うものを購入した際はレシートを保管しておくと良いです。

2年生になってからは、うっかりレシートを捨ててしまう事が多く…学校で購入した学用品はレシート不要なのでそれだけ申請しています。

個別支援級と通常級の違い

通知表『あゆみ』は?

個別支援級の通知表は、通常級のようなA・Bなどで評価される通知表ではなく、教科ごとの様子を先生が記入してくれます。

頑張った事などを先生がそれぞれの教科ごとに記入してくれます☺

できない部分よりは出来ている部分、頑張っていた部分を書いてくれている印象です☺ 

学校生活で気になる点や気を付けた方が良い事などは、その都度先生から話があり、どうしたらよいか一緒に考えてくれたりします☺

授業の様子や通常級との関り

1年生の初めの頃は、まずは個別支援級の教室できちんと座って授業を受けるという事を第一にゆったりとした雰囲気で授業を受けていた印象です。

みんなで同じ授業を受けたり、個別に課題をしたり、その子の状況によって先生が対応してくれるので、わからないまま授業が進まず、得意な所・苦手な所を先生が把握してくれるのが個別支援級の良い点かなと思います。息子の場合、言葉の理解が難しいのですが、伝え方を変えると理解できることがあるので、できる事が増えたと思います。

徐々に、体育や音楽の授業を通常級で受けたり、朝の会や帰りの会に参加したりと通常級との交流を持つ機会も増えました。

通常級での授業については、その子の状況によって先生が判断してくれる事もありますが、本人や保護者の希望も聞いてくれるので、どうしたいかはよく先生と相談されるのが良いと思います。

息子は言葉での理解が難しいので、通常級の授業ではただ座っているだけになると思うので、勉強に関しては交流級で良いと思っています。朝の会や帰りの会に参加させてもらい、集団行動の経験ができるのはとても良いと思っています☺

運動会や発表会なども通常級に交じって参加します。個別支援級の先生が当日も近くでサポートしてくれるので、出来ないままとか立ち尽くして終わり~とかにならないのがとても良いと思います。息子の頑張る姿を見る事ができてとても嬉しかったです☺

登下校に付き添いが必要

1年生は登下校に教室まで付き添いが必要でした。これは、思ったより大変です‥‥。

保育園のように親の都合に合わせてくれないので、帰りは学童保育を利用すればよいですが、朝が大変です!!仕事をされている方は、どうするか考えておく必要があるかもしれません。

私は職場に8時30分には着いていたかったので、仕事の日は息子を送り届けて小走りで職場に向かっていました。

放課後デイサービスの利用

入学前から、放課後デイサービスを調べたり、見学に行ったりはしていたのですが、送迎付きで探すと空きがなく利用先が決まりませんでした。

放課後デイサービスは、帰りは自宅まで送ってくれるので、親にとってもありがたいサービスです

私は、人との関わりの中でコミュニケーション能力がもっと上がれば良いなというのと、インドア派な息子だったので元気に遊べるような事業所がいいなと思っていました。

息子は、体幹がしっかりしていないなと思う事がありました。椅子に座る姿勢も悪いし握力も弱く、ふにゃふにゃしている印象。送迎範囲外でしたが、運動発達支援の事業所に空きがあったので見学に行き、夏休みから利用をする事ができました。週に1度、電車で一緒に通いました。

学校から帰ると、ゴロゴロしたりゲームをしたりだったので週に1回の放課後デイサービスは良い習慣になったと思うよ☺

これを機会に、息子用のPASMOを作りました。子供用を作る際は、年齢のわかる公的証明書(保険証やパスポートなど)が必要となります。(私は知らずに行ってしまい、後日また作りに行きました)

お使いの交通機関のHPなどでご確認の上行かれることをおすすめします☺

ちょっと困った事

PTAなどの保護者の活動

個別支援級に在籍していても、当たり前かもしれませんがPTA活動は通常級と同じです…。

毎朝息子の登下校の付き添いをしているのに、防犯パトロールもしないといけないという‥‥。

息子を送った後に間に合えば防犯パトロールに参加したり、主人が息子を送って私がパトロールに参加したりしていました。

パトロールなどは地区ごとの班で行っていたので、近所のお母さん方との交流の場と思いできる限り参加していました。(年に2~3回の事ですしね☺) でもたまに『なんで毎朝息子の登下校付き添ってんのに、防犯パトロールしないといけないの~!!』と汚い心の自分がでてきてしまったりしました(笑)

まぁ、クラス関係なく保護者との交流の場と思えば良いのかな。

私が社交性ないし、あんまり学校とかの雰囲気が好きではないからただ単にPTA関係の事が苦手なだけというのが一番大きいのかも…(あはは)

習慣がついてしまった行動

朝起きて、着替えて、8時ごろ学校に行って‥。学校についたらランドセルから教科書を出して…。などなど、毎日の生活で習慣づいたことは特性上きっちりできる息子ですが。かえってそれが面倒になってしまう事もあります。

例えば、登下校の道は息子にとっては絶対で、寄り道とか道を変えることができません。下校の途中でちょっと道の先にあるポストに寄りたいと思っても『だめ~』と言って聞いてくれません…。

寄り道しないのはいいことですけどね…。融通がききません(笑)

重要度の違いがあるようで、これはダメなのにこれはいいのかと私にもわからない事がけっこうあります。面白いですね。

一番困ったのは、同じクラスの特定のお友達と下校時間が同じで、帰り道も同じなので一緒に途中まで帰る事が多く、それが習慣づいてしまった時期がありました。お迎えに行く時間の少しの誤差で、一緒に帰れない事があると、一緒に帰ろうとして先生に引き留められている事がありました…。一緒に帰りたくて癇癪を起している事もありました。この先1人で登下校をする際に、お友達やそのお母さん、先生方に迷惑をかけてはだめだし、体が大きくなってくると引き留めるのも大変なので、

●一緒に帰る時は帰るけど、時間がずれてしまったら追いかけたりせずにママと2人で帰る

●登下校は走らないで歩きます。お友達を追いかけずに、歩いて帰ります。

という事をその都度伝えました。習慣にならないように、学童保育を利用するなどして帰宅時間をずらしたりしました。そのせいか自然とそういった癇癪は起こらなくなりました。

私自身が、お迎えに行って癇癪を起している息子を見るのが辛かったというのも大きいと思います。やはり、先の事を考えると不安もあったり、登下校の付き添いは息子に障害があるという事を認識させられるものでもあります。(だって通常級の子は付き添いなんていらないから)息子も障害がなければ、あの子達と一緒に帰ってたのかな~とか、考えても仕方ない事を思って落ち込んでしまう時も正直ありました。なので余計、お迎え先で癇癪を起す息子の姿は見たくなかったのかもしれません。

まとめ

発達に障害がある息子が、そういった子のための”個別支援級”に在籍したことは、私にとってとても良かったと思います。息子の気持ちはわかりませんが、小学校に通うようになってからの様子を見ていても、同じ気持ちだろうなと思っています。

まず、周りに対して劣等感とか申し訳ないという気持ちがないというのがすごく楽です。できなくて当たり前だし、周りと比べる必要もない。

初めての授業参観で、私は『もう少しきちんと座れたらもっと良かったな』と思って見ていたのですが、先生は『1時間立たずにきちんと座っていれたんですよ』と息子を褒めてくれていました。できない所ばかりに目がいってしまう癖ができている事をとても反省しました。そういえばたくさんできるようになってることあるな~と、良い所や成長をたくさん見つけて伸ばしてあげたいなと思いました。

将来の事を考えて不安に思う事もありますが、前向きに、愛情をもって接していけばよい方に進むかなと思っています。

最後までお読み頂きありがとうございました☺

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